今回はシニアから始めるコード奏法についてご紹介していきたいと思います。
なぜシニアにコード奏法?と思われた方もいらっしゃると思いますが、
それはコード奏法の特徴に理由があるんです★
- 両手で弾けるようになるのが早い!
- 譜読みの時間が大幅短縮
- 左手と右手を別々に動かす必要がない
- コード(和音パターン)さえ覚えてしまえば、メロディだけ見て伴奏をつけることができる。
記事の目次
両手で弾けるようになるのが簡単に実現!?
「え?本当に?」て疑う方も多いと思いますがこれは本当に本当です。
まさにこれがコード奏法の一番の魅力ともいえるでしょう。
コード奏法というのは、メロディーを弾く右手に対して左手は和音を弾くだけなので、右手左手の音をそれぞれ読む必要もないですし、バラバラに動かす必要もないので、ピアノ初心者の方でも両手で弾くことが簡単に叶うのです★
コードって何?
さて、ところでコードについてですが、コードとは3つの音の和音を示します。ですからコード奏法とは和音奏法とも言えますね♪
先にも書きましたが、左手は楽譜に示された和音を弾いて演奏するのがコード奏法になります。
3つの和音
3和音は「ドミソ」「レファラ」「ミソシ」「ファラド」・・・などとあり、このそれぞれの3つの音は(ドレミファソラシドの)音階の一音飛ばしになっています。
ですから、鍵盤上でも一音飛ばしに3つの音をならせばそれは立派な
3和音(コード)と言えます。
ちょっと専門的な言い方をすると、3度間隔で積み重ねられた3つの和音とも言えます。
さて、3和音についてはこれでなんとなくわかりましたでしょうか。
コード奏法の場合は、さまざまな3和音に決められた記号がついていて、その記号を見て、「あ!これはドミソね!」「あ!これはミソシの和音だ!」などと読み取って弾くわけです!
コードを示し記号は英語のドレミファソラシド
さてドレミファソラシドは実はイタリア語なのですが、
英語ではCDEFGABCと読み書きします。
コード奏法ではこの英語での音階がコードの種類を示す記号となります。
例えばイタリア語の「ド」である「C」は、ドから始まる3和音「ドミソ」になります。
イタリア語の「ソ」である「G]は、ソから始まる3和音「ソシレ」となります。
さて大分コードの正体と、それを現す記号について、なんとなく疑問が取れてきましたでしょうか。
コードの種類はさらに大きく2つに分かれます。
メジャーとマイナー
- メジャー「majar」は明るい響きの和音
- マイナー「minor」は暗い響きの和音
各コードすべてに、メジャーとマイナーがあります。
例えば、ドミソは全て白鍵で弾くとメジャーですが、ミだけ♭「フラット」つけて弾くとどうでしょう。なんだかとても暗い響きになりますよね。
また、メジャーとマイナーの記号の違いですが、
マイナーのコードのみ、Cm Dm Emのようにしてコードの右側にマイナを示す「m」が付きます。
※メジャーのコードの場合は何もつきません。
さてこれで大分コード奏法の正体について具体性が湧いてきたでしょうか。
「コード奏法」と聞くと、なんだか少しとっつきにくいですが、勉強し始めるととても分かりやすいですし、今はコード奏法で弾けるクラシックの楽譜も沢山出版されています。
ですから、是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか(#^.^#)
応援しています♪